東京味源 [神田駅/千代田区]

仕事関係で「魚串」のお店で飲んだ後、締めラーメンを求め神田駅周辺をさまよう。
ぱっと目に入った、とんこつラーメン「博多風龍」に入ろうとするも、翻って、高架下の「東京味源」に舞い込んだ。
酔っていたので記憶がそこまで定かでないが、同じように締めラーメンをすするサラリーマン客でそこそこ繁盛しているようだった。

本日は３名でのご入店。
同店は北海道ラーメンということで、「みそ・しょうゆ・塩」のラインナップだ。

• 札幌：みそ
• 旭川：しょうゆ
• 函館：塩

よくある、北海道ラーメンの揃い踏みだ。
その他に辛口の「みそオロチョン」、激辛の「鉄火らーめん」があったが見向きはしない。

券売機でどれにしようか迷ったが、ここは無難に「しょうゆ」でしょ。ということでボタンを押そうとしたが、店員さんが近くにいたので、一応イチオシを聞いてみた。
すかさず「みそ」と即答が飛んできた。「みそしかない」のような、そんなニュアンスだったような。
「辛くないのか」そう尋ねると「まったく辛くない」とのこと。
そうは言っても、自分には辛い場合があるのだが、ここは店員さんの顔を立てるべく「みそ」を選択してみた。(酔っていたのもある)

券売機近くの４人がけテーブルに案内され、ラーメンを待つ間、皆でつつける餃子の注文も。
餃子とくればビールなので、みんなで１本、瓶ビールの注文も。

そうこうしていると、「札幌みそらーめん」が配膳された。
うん、白みそ仕立てで辛くなさそうだ。ビジュアル的にはOKであり、店員さんを信じてよかった。
レンゲでスープをすくい口に運ぶと、やはり辛くないことが確認できた。
白みそのみそラーメンっていいな。本当に落ち着く味です。
しかし、大好きな「札幌や」より少し塩気があって、ちょっとパンチが効いている印象。やさしさは「札幌や」が上なのだ。
そして、麺だが、同店の麺は好きだ。
硬めで歯ごたえのある麺は、水分量が少ないのか、食感があって非常によろしい。
茹で加減で硬めを演出しているのでなく、麺自体が硬さと歯ごたえを主張している。
少し消化に悪い気もするが、この麺はたまにリピートしたくなる逸品である。

若干の油っぽさもあり、飲んだ後には少しベビーかもしれないが、全体的によく出来たみそラーメンでした。
お値段的には、もう少し検討いただきたいが、駅近という立地なのでしょうがないのでしょうか。
ご馳走さまでした。

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