帰宅の総武快速線は、無情にも津田沼止まり。
ホームに降り立つと、ふと「九十九ラーメン」のことを思い出す。
そういえば、かれこれ10年くらい食べていない。
無性に食べたくなったので、途中下車して「九十九ラーメン」を目指す。
前座は端折りまして、「九十九ラーメン」を訪れた。懐かしい門構えに心が弾む。
平日月曜日、21時、ほぼ満員。素晴らしい繁盛具合。以前と変わらず人気店のようだ。
店内に入るため引き戸を引き、券売機の前に立つ。
一瞬、醤油ダレのかかった「醤油とんこつラーメン」を迷ったが、10年ぶりに訪れて基本の「九十九とんこつラーメン」以外は選択できない。
飲んだ後にちょうど良い、あのあっさりトンコツを求め「九十九とんこつラーメン」のボタンを押した。
「九十九とんこつラーメン」は650円だ。
このご時勢、ラーメン一杯800円900円は当たり前。ともすれば1000円を超える品もある。
そうであっても、この価格で提供している姿は素晴らしい。
さすが1990年代からある店舗だし、まわりに便乗して安易に値上げしない心意気は立派だ。
食券を買うと、すかさず麺の固さを聞かれる。当然「固め」をお願いし、入り口脇の待合スペースで少し待たされる。
待つこと数分、目の前のカウンター席が空いたので、席を案内された。
同店の店員さんの接客はとても心地よい。そして気配りが行き届いている。
いつも思うがどんなに味がよく値段が安くても接客が悪い店はすべてが台無しだ。
接客を疎かにする店に繁盛店なし。by 詠み人知らず
ということであり、そんな事を考えていると「九十九とんこつラーメン」が供された。
いかにもあっさり感な、白濁したトンコツスープが食欲をそそる。
湯気と共に鼻から吸い込まれるスープの香りは、上品であり豚骨臭さは微塵もない。
スープをひとくち口に含んだ。
変わらない、今も変わらないあっさりトンコツだ。
このスープならドンブリ3杯は飲める!麺は1玉でちょうど良い!
と同時に有線?から「浜省」が流れてきた。
『だーれーもがー おおおーおおおー 泣いてーる…』
そういえば、今日悲しいことあったな。この悲しみも雪のように溶かしてほしいものだ。
そう思いながら「悲しみは雪のように」を聞きながら麺をすするのであった。。
で、本当に旨いスープなので、久しぶりに「ゴマだくさんスープ」を作ってみました。
写真はページ下部にあります。
丼を舐めまわすほどスープを堪能し、ご馳走様でした。
本当にマジ旨い!星4つ半です。
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ラーメン店詳細情報
来店日 | 2013/12/09 |
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店舗名 | 九十九ラーメン |
注文品 | 九十九とんこつラーメン |
お値段 | 650円 |
本日の満足度 | 4.5 |
所在地 | 千葉県船橋市前原西2-21-6 |
最寄駅 | JR津田沼駅 |
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