![黒ラーメン(餃華堂本舗 [蘇我駅/千葉市中央区] )](https://ramenlog.com/dn_wps/wp-content/uploads/2013/05/DSC_0518_s.jpg)
「黒ラーメン」を食すため、ウォーキングがてら同店を訪れた。
お店の前に立つと、まず最初に店名に悩まされる。看板には「The Gyoza」、暖簾には「餃華堂本舗」とある。どちらでも良いのだが、個人的には「餃華堂本舗」の方が好感が持てる。
「ザ・焼肉」という店名の焼肉店があるが、あまり美味しそうな印象を受けない。「The Gyoza」も同じ理由でなんだかなぁという感じである。
次に悩まされたのが「餃華堂本舗」の「餃華」は何と読む?ということだ。調べてみると「餃」という字は餃子の「ギョウ」の他に「キョウ」「コウ」とも読めるようだ。だから三択で「ギョウカドウ」「キョウカドウ」「コウカドウ」のどれかだ。わざわざ店員さんに聞くほどのことでもないので今回はスルーしときます。
コミュニケーション上、どうしても同店を表現する必要がある時は「マルエツ前の黒ラーメンのお店」で通じるはずです。
では、いざ「マルエツ前の黒ラーメンのお店」に突入します。
ガラガラとガラス戸を引き店内に入るとカウンター席のみの小さな空間が現れました。結構せまいです。先客は2名。連れと二人でカウンターに腰かけ、メニューに目を通します。
麺類は「黒ラーメン」の他に「坦々麺」「つけ麺」があり、壁に書かれたメニューには「各種餃子」をはじめ、「牛丼」「カレー」「しょうが焼き」等々のB級グルメのオンパレード。店外からは想像もつかない程、豊富なラインナップです。
冒頭でも書きましたが、今回は「黒ラーメン」を目当てにやってきたので、他のメニューはどうでもいいのです。店員さんに一声かけ、「黒ラーメン」をオーダー。
連れが餃子も食べたいと言うので「チーズ入り餃子」290円也もオーダー。
待っている間、店内に貼られたメニューを見返していると、まず最初に餃子がやってきました。熱々のが6個、見た目は旨そうです。醤油を付けてパクッとひとくち。皮ぱりぱりモチモチの標準的な餃子です。チーズは余計だったかな、と個人的にはチーズとの相性はあまりよくない印象を受けました。
2つ目の餃子に手を伸ばそうとすると、「黒ラーメン」がやってきました。さすが「黒ラーメン」、スープは黒いです。
余談ですが、「黒ラーメン」とは「竹岡ラーメン」の事を指します。
本当は元祖「梅乃家」で食してみたいが、なかなか出向く機会もないので、今回こちらの「マルエツ前の黒ラーメンのお店」で食すことになった次第です。
さて「黒ラーメン」ですが、配膳時に店員さんから「穴の開いたレンゲは、玉ネギをすくうのに使ってください」と伝令が。なるほど、丼の中には2つのレンゲの姿があります。味噌ラーメンのコーンをすくう専用の穴あきレンゲと同じですね。なかなか気配りがあっていいじゃないですか。こういうの好きです。
では、いざ実食。見た目は真っ黒なスープですが、それに比例して濃いわけではありません。かといって薄くもないのですが。
ダシですが、元祖「梅乃家」のようにチャーシューの煮汁は使っていないようです。その代わり鰹を使っています。鰹のほどよい風味が口に広がります。これはこれで美味しいですが、想像していたチャーシュー煮汁でなかったのでざんねんです。
気を取り直してお次は麺。麺もほんのり黒いです。麺の表面がこの黒いスープを吸っているので黒いです。味、食感はいたって普通です。
トッピングは、チャーシュー、ワカメ、メンマ、海苔、きざみ玉ネギ。特筆すべきは、やはり「きざみ玉ネギ」でしょう。先ほど伝令のあった「穴あきレンゲ」で玉ネギをすくって食します。甘いです、玉ネギ。季節がら新玉ネギを使っているからでしょうか、甘いです。鰹のスープと良く合います。
麺、トッピングを食べ終え、ごちそうさまでした。
やはりちょっと醤油が強いのか、水を3杯ほど飲んでしまいました。


JR蘇我駅 ラーメンをはじめとした ラーメン 千葉のブログなら、ラーメンログをチェック!
ラーメン店詳細情報
来店日 | 2013/05/04 |
---|---|
店舗名 | 餃華堂本舗 |
注文品 | 黒ラーメン |
お値段 | 390円 |
本日の満足度 | 3.0 |
所在地 | 千葉県千葉市中央区南町3-18-8 |
最寄駅 | JR蘇我駅 |
- ひとつ前の記事らー麺 にしかわ [鎌取駅/千葉市緑区]
- ひとつ次の記事元祖 札幌や [千葉駅/千葉市中央区]