彩蓮 [大森台駅/千葉市中央区]

小学校や公園の桜を見ると、満開の少し手前、七分咲き程度。穏やかな気温であるが、夕方から雨との予報で少々雲行きが怪しい。本日3月29日、今年最初のラーメンを食べに同店を訪れた。昨年末から3ヶ月ぶりのラーメンだ。久しぶりのラ…

3.5
ラーメン
ラーメン(塩)
投稿日
2015年03月29日
ライター
Mr. X
ラーメン(塩) - 彩蓮 [大森台駅/千葉市中央区]
ラーメン(塩) - 彩蓮 [大森台駅/千葉市中央区]
ラーメン(塩)
3.5

小学校や公園の桜を見ると、満開の少し手前、七分咲き程度。
穏やかな気温であるが、夕方から雨との予報で少々雲行きが怪しい。
本日3月29日、今年最初のラーメンを食べに同店を訪れた。
昨年末から3ヶ月ぶりのラーメンだ。
久しぶりのラーメンであり、ちょっぴり心が躍る。

お店に着いて、ガラス戸越しに店内を除くと、ほぼ満席状態。
かろうじてカウンターに1名滑り込める程度にしか席は空いていない。
こちらは連れと2名であり、カウンターに滑り込むわけにはいかない。
すると女性店員さんが厨房から出てきて、満席である旨を伝えられた。
すぐ空くとの事だったので、待つことにした。
待っている間、店外の壁に張られた営業時間やメニューの掲示を眺める。

実は同店に来る前に、ネットでお店のことを少々調べていた。
店名の読み方が分からなかったので「彩蓮 読み方」でググると、「いろは」や「あれん」が上位を占めた。
「いろは」は女の子の名前で、「あれん」は男の子の名前であったが、同店の名前は分からなかった。
お店に行ったら聞けばいいや。そう軽く考え、それ以上調べるのをやめたのであった。

で、お店の掲示を見ていると、店名にふりがなが振ってあるのを発見した。
店員さんに聞かずとも店名の読み方が明らかになった。

「彩蓮」と書いて「さいれん」と読む。

さいれん かぁ、、サイレン?

とウーウー唸るサイレンを思い浮かべたのであった。

しかし今これを書いている瞬間は、「彩蓮」は「さいれん」であり、お坊さんの名前にありそうだな、と思ったりしています。

待つこと5分程度、2人掛けのテーブル席にいた1人客が店を出た。
そしてすぐにその2人掛けのテーブル席に通された。
まずは一通りメニューを拝見。

「かに玉ラーメン」や「ラージャン麺」など、変わり種もありますが、ここは基本のラーメン一択でしょう。
ラーメンには「塩・醤油がお選びいただけます」と表記がある。
あえて「塩・醤油」と塩を最初に表記しているところを勘ぐり、塩がイチオシとにらむ。
それが決め手となり、ラーメン(塩)を選択。

連れはスーラータン麺であり、連れはスーラータン麺に目がないのだ。
女性店員さんを呼んでオーダーを告げる。
厨房には男性調理師さんが1人いて、計2人で切り盛りしている。

同店は、テーブルとカウンター合わせて最大15人程度のキャパであり、満席ともなると2人で回すのは大変そうである。
現に今日も満席状態だったので、2人とも本当に忙しく仕事をこなしている。

待っている間、卓上にあったチャーシューの説明を読むと、チャーシューに自信があるようだ。


チャーシューの説明

説明に書かれている「着丼」という表現は初めて聞いた。
そうかぁ「着丼」か、そういった表現もあるのか。。

そんなことを考えていると、ラーメン(塩)とスーラータン麺が配膳された、いや、着丼した。
厨房の調理師さんは1人であり、調理待ちのオーダーが行列しているはずなのに、約15分程度で着丼とはなかなかの速さだ。
もう少し待たされる覚悟をしていたのだが。

というわけで、いざ実食。まずはスープから。
透き通っている。
レンゲにすくったスープの透明さがお分かりになるだろうか。


透き通ったスープ

清湯スープ(ちんたんすーぷ)と言うそうです。
なお、清湯スープとはラーメン用語で「濁りのない、透明なスープのこと」だそうです。

口に含むと、見た目同様に透き通った味わいです。
多彩な食材のエキスが絡み合った複雑なハーモニー。
私の鈍感な舌ではこれ以上表現できませんが、今まで食した塩ラーメンにおいて上位を占めるお味です。
しかし若干ですが、味が濃い。若干ですが。
塩が強いのか、ダシが強いのか判断できませんが、もう少し塩気が抑えられていれば、なお自分好みです。

つづいて麺ですが、平打ち麺で見た目はよろしい。そして、スープとの相性は良いです。
塩ラーメンといえば、細麺のところも多いですが、平打ち麺であってはならない理由はありません。むしろ平打ち麺を推したいです。


平打ち麺

トッピングの筆頭であり、同店の自信作でもあるチャーシューですが、豚と鳥のダブルチャーシューです。
2種類入っていたのは初めてであり、果たして2種類あった方がいいのか分かりませんが、どちらか一方でも良い気がしました。
どちらかと言えば、低温でじっくり火を通したという豚のチャーシューの方が自分好みでした。

食べ進めている間も、引っ切りなしお客さんが訪れ、そこそこ人気を博しているようでした。
通りに面しているとはいえ、住宅街にある同店。
お客さんもまばらな町の中華屋さん的な存在かと思いきや、そうではなく、とっても繁盛しているお店でした。
まだ開店して半年程度のようですが、益々のご発展をお祈りしております。

お会計後の両店員さんの「ありがとうございました~」の笑顔が眩しかったです。
気持ちよくラーメンを食べさせていただきました。

こちらも「ごちそうさまでした~」の笑顔で店を後にしたのでありました。

[お知らせ]
次回から、ラーメン好きの小四郎さんも当ブログに参加いただき、エントリーを書いてもらう予定です。どうぞお楽しみに!
今後とも「ラーメンログ」をよろしくお願いいたします。


連れの注文品: スーラータン麺

看板

暖簾

ラーメン店詳細情報

来店日2015/03/29
店舗名彩蓮(さいれん)
注文品ラーメン(塩)
お値段680円
本日の満足度 3.5
所在地 千葉県千葉市中央区白旗3-11-10
最寄駅京成ちはら線大森台駅

彩蓮(さいれん) 地図

千葉県千葉市中央区白旗3-11-10
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