![九州麦味噌らーめん(味噌屋庄助 [大森台駅/千葉市中央区] )](https://ramenlog.com/dn_wps/wp-content/uploads/2013/06/DSC_0594_s.jpg)
入り口前に掲げられた木札に「味噌は日本人の宝物」とある。
味噌は「おふくろ」「ふるさと」「伝統」など、日本人の根源である何かをくすぐるキーワードが良く似合う。
本日やって来たのは味噌ラーメン専門店、その名は「庄助」。
フルネームで呼称するのであれば「味噌屋 庄助」だ。
大網街道沿いについ先日オープンした新店舗だが、その場所は同店がオープンする前もラーメン店だったので、居抜き出店であった。
「味噌屋庄助」は、フラインチャイズによるチェーン展開をしているようだが、店舗数や店の分布は不明だ。(調べていない)
現在14:05。入店すると、先客2組4名が席についていた。
店内は多少リフォームしたのかもしれないが、新築と見まがうくらいきれいな清潔感溢れる内装だ。
4人がけテーブルに通され、さっそくメニューを開く。
メニューには見開きいっぱいに、これでもかと味噌ラーメンが並ぶ。
よく見ると、「北海道」「信州」「九州」の3種類の味噌がそれぞれ楽しめるようだ。
味の特徴は、
- 北海道味噌 濃口
- 信州味噌 やや濃口
- 九州麦味噌 甘口
とあった。
それぞれご当地味噌をベースにして、ノーマルな「らーめん」、それに加えトッピングが施された「野菜らーめん」「肉ネギらーめん」「炙りチャーシュー麺」、趣向を変えた「辛味噌」「タンタン麺」などがある。
まずノーマルな「らーめん」にすることは即決した。
そしてベースになる味噌だが、少し迷ったが「九州麦味噌」に決めた。
店員さんを呼んで、「九州のらーめん」と言って注文した。ここで「九州味噌の味噌らーめん」と言う必要はない。味噌は冗長である。
窓から景色を覗くと、急に空模様が怪しくなってきた。
「これは一雨来そうだ」などと考えていると、女性店員さんがラーメンを運んできた。
まず第一印象だが「チャーシューが乗っていない!」だ。
だがチャーシューの代わりに「さつま揚げ」がでんと構えている。
さつま揚げにチャーシューの大役が務まるのか いささか不安だったがその不安は一掃されるのであった(後述)
さっそく、いつもの自分作法にのっとりスープをひとくち、口に含む。
いままで味わったことのない味噌スープだ。やはり味噌が自慢だけあって、明らかに品質の高い味噌を使用している。
味噌の味わいは深い。そして熟成された旨みが感じられる。ただ、若干油の分量が多く、そこはマイナスポイントだった。
この味噌であれば、油はほんの少量で良いし、これ以上なら味噌は何でも良くなってしまう。
次に麺だ。
濃厚な味噌を受け止めるためには、これくらい太い麺でないといけない。
そして、これくらい縮れていないといけない。
この縮れ太麺は美味い。星みっつだ。
トッピングは、
- もやし
- さつま揚げ
- 肉のそぼろ
- 焦がしネギ
まず、さつま揚げだが、これにはやられた。
大きめ野菜がごろごろ入っており、食感・満足感ともに申し分ない。
このさつま揚げに和からしを添えて、鹿児島の芋焼酎でいっぱいやったら幸せになれるだろう。
メニューを見ると、「炙りさつま揚げ」として単品でも注文できるようだ。
今度テイクアウトして、酒のあてにすることにしよう。
その他、肉のそぼろと焦がしネギは、味噌ベースのスープにとても良くあっている。計算された組み合わせだ。
ラーメンをすすっていると、雨足が強くなってきた。
ゲリラ豪雨とはいかないまでも、ゲリラ大雨だ。
スマホの雨雲アプリで雨があがる頃合を見計らって、店を出た。
個人的に味噌ラーメン専門店には好んで来ないが、連れが行きたいと言うので、流されて来てみたのだが正解だった。
ラーメンはもちろん美味かったが、「炙りさつま揚げ」をイチオシしたい。


京成ちはら線大森台駅 ラーメンをはじめとした ラーメン 千葉のブログなら、ラーメンログをチェック!
ラーメン店詳細情報
来店日 | 2013/06/30 |
---|---|
店舗名 | 味噌屋庄助 |
注文品 | 九州麦味噌らーめん |
お値段 | 700円 |
本日の満足度 | 3.5 |
所在地 | 千葉県千葉市中央区仁戸名町480-255 |
最寄駅 | 京成ちはら線大森台駅 |
- ひとつ前の記事鐵 TETSU [蘇我駅/千葉市中央区]
- ひとつ次の記事博多風龍 [新橋駅/港区]