めん丸 [千葉市中央区]

数種類あるウォーキングコースの、その内の１つのコースの復路にあるラーメン屋さん「めん丸」。いつものウォーキングでは、何気なく通り過ぎていましたが、今回はこの「めん丸」を目指して歩きます。

良く晴れた日曜日の昼下がりの13時10分、少し汗ばみながらお店に到着。
店内を覗き込むとお客の入りは8～9割くらい。
2,3分待たされて一番奥のボックス席に案内されました。
このお店、もう10年以上前に来た覚えがありますが、当時のことはすっかり忘れています。
店内に入った時やメニューを見た時は、何もかもが初めての感覚で新鮮でした。

一通りメニューを見ると、推しているのは「味噌ラーメン」のようです。
目測ですが、メニューでの露出度は下記の割合です。

ここは推しの「味噌ラーメン」といきたいところですが、少し辛そうなので却下。
連れが「味噌ラーメン」をオーダーすると言うし、ここは無難かつ最有力候補の「醤油ラーメン」に決定。
すぐさま店員さんを呼んで、「醤油ラーメン」「味噌ラーメン」「餃子セット」をオーダー。「餃子セット」は餃子、ライス、お新香のセットです。
普段は滅多にライスを頼みませんが、餃子セットも餃子単品も共に290円だったので、お得な「餃子セット」にしてみました。

ほどなくして「醤油ラーメン」が運ばれてきました。
テーブルに置かれたラーメンを見て、まず第一印象は、スープが薄い！塩ラーメンって言われてもギリセーフの出で立ちで、スープに散りばめられた粒コショウがより一層の塩ラーメン感を漂わせます。
かくしてお味の方はと、まずスープをひと口。
「見た目も薄いが、味も薄い！」「でもこれくらいがちょうど良い！」というのが最初の感想。
すると連れがレンゲを伸ばしてきました。私の「醤油ラーメン」からスープをひとすくいし、口に運ぶと「結構しょっぱいね」と一言。
「な、なんだと、しょっぱいはずはない。しょっぱいなんて、はずはないんだ」と心で自問自答しながら「これでもか、これでもか」とひたすらスープをすすり続けました。
「ん、結構しょっぱいね」ふと我に返りました。
見た目のスープの透明度に誤魔化され、視覚という魂に、味覚の魂を売ってしまった自分が情けない。
目で見た印象が舌の印象を凌駕してしまっていたようです。
まだまだ修行が足りません。

大げさに表現していますが、ここまでの展開を要約というか手短に話すと、要は思っていたよりもしょっぱいスープでした。
だたし、そこまで鬼のように塩をどかどか入れたスープでなく、ごく普通の塩味です。
ただ見た目と若干ギャップがありましたって事です。

総括するとこの「醤油ラーメン」、全体的に大変良く出来ており、そして丁寧に作られた一品です。550円という価格もうれしい限りです。
写真では分かりづらいですが、チャーシューの量がわりと多かったです。薄めのチャーシューですが3枚も入っていました。

今度は、夏の夕方、夕涼みがてら訪れて、小上がり(あったかな？)に通してもらって、瓶ビール、餃子、おつまみチャーシューあたりで一杯やってみたいですね。
この記事を書いてて、なぜだか、ふと思ったのでした。

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