店名は「にんぱち」と読む。
裏路地にある店で、たまに店の前を通ると行列が出来ていることもある。
12:55お店に到着、行列なし。
今日は気候が温暖で、少し汗ばむ陽気。
事前情報で「ラーメン」より「つけ麺」を推していそうな店だったのと、暖かい陽気のせいもあり、「つけ麺 並」をオーダーした。
ランチタイムは半ライスがサービスとのことだが、今回は遠慮した。
カウンター席につくと先客は1名。ちょうどその客が注文した「正油らーめん」が配膳されるところだった。その「正油らーめん」をちょっぴりチラ見。見た感じはこっちも旨そう。ということで次回は「正油らーめん」に決定。
カウンターは5席でちょっと狭いが、二階にも席があるようだ。女性店員さんがラーメンやつけ麺を二階に運んでいたので察した。
面前の壁には「忍八のこだわり」が掲げられている。読んでみると、「つけ麺」の麺の小麦粉は、石臼で挽いた「全粒粉」をブレンドしているとのこと。
店内を見回したり、メニューを眺めていると、どんどん客が入ってきて、あっという間にカウンター5席が埋まった。後客のオーダーは「ラーメン」「つけ麺」ともに半々だったので、やはり「ラーメン」も人気があると確信した。
そうこうしている内に「つけ麺」が運ばれてきた。
さっそく写真を撮る体制に移るも、いつもより緊張する。店内が狭いせいもあってか、背後に店員さんの視線を感じる。もし本当にこちらを凝視されていたら、本当に写真を撮りづらくなるので、振り向きはしなかったが。
緊張しながらも無事に写真を撮り終え、それではと心の中で「いただきます」とつぶやく。
麺をつけ汁に浸してよく混ぜ、3,4本の麺を箸にまとわせ口に運ぶ。小麦粉のいい香りと魚介系のダシが混ざり合って鼻から抜ける。間違えなく旨い。こだわりがあるだけあって、軽くウェーブがかかった麺も旨い。全粒粉の粒々が麺に練りこまれていて、見た目にも食欲をそそる。
少し驚いたのは、トマトの存在。つけ汁に粗みじんのトマトが入っていて、いいアクセントになっている。これはアリ。
つけ汁に、鯖とめかぶが含まれている事は、後でネット情報で知った。
全体的に具が少なめのつけ汁なのだが、別盛りの大きめチャーシューをつけ汁に投入し、チャーシューを箸で細かく裂いて「チャーシューつけ汁」にすることをおすすめしたい。チャーシューは意外と簡単に、ホロホロと裂くことができる。チャーシューと麺とつけ汁が三位一体となって更に旨くなること間違えなし。
順調に食べ進み、麺とつけ汁が1/4程度になった時、スープ割りをお願いした。そして計画通り、スープ割り入りのつけ汁に、残りの麺を投入し、プチラーメンを作る。
プチラーメンの写真を撮るために、スマホを取り出し、カメラのアイコンをタップする。やはり今回も緊張する。静かな店内、今回も背後に視線を感じる。この雰囲気でシャッター音が響くのは嫌だな。今回は撮るの止めようか。と一瞬ひるんだが、そんな弱気ではラーメンログは成立しない。食した事実を記録せねばならない。それがラーメンロガーの使命だと言い聞かせ、ピントを合わせ、シャッターを切る。カシャリとシャッター音が響く。背後に視線を感じる。何か申し訳ない気分になる。
すると、隣の客も写真を撮っている。しかしシャッター音がしない。そうかアプリに細工しているな。コソコソ撮影するな、この軟弱者、恥を知れ。ラーメンロガーの片隅にも置けない奴だ。と心の中で説教しつつも、速攻で「スマホ カメラ シャッター音 消す」でググったのは言うまでもない。
食べながら気になっていたトッピングのレモンだったが、プチラーメンの麺を食べきった後の残りスープの上から一気に絞った。柑橘系のさわやかな香りが漂うなか、スープを飲み干す。これもイケる。たまに酢を入れて最後のスープを楽しむが、それと同じような味わいだ。
ただし、ドボドボと酢を回しかけるより、レモンをぎゅっと絞った方が気分がいいのは言うまでもない。
店内はAMラジオから他愛のない会話が流れ、それ以外の音はなく静かだ。店員さん同士も無駄な会話が一切ない。麺をすする音だけが店内に響き、麺を食べることだけに集中できる。
そんな空気なので、くどいが、この空間で写真を撮るのは緊張する。
次回は「正油らーめん」だ。そして緊張しながらも写真を撮るのであろう。
今回はなぜか評論家口調になってしまった。
JR浜松町駅 ラーメンをはじめとした ラーメン 千葉のブログなら、ラーメンログをチェック!
ラーメン店詳細情報
来店日 | 2013/04/05 |
---|---|
店舗名 | 忍八 |
注文品 | つけ麺(並) |
お値段 | 750円 |
本日の満足度 | 3.5 |
所在地 | 東京都港区浜松町1-27-4 佐々木ビル1F・2F |
最寄駅 | JR浜松町駅 |
- ひとつ前の記事らーめん 一代 [千葉市緑区]
- ひとつ次の記事幸福軒 [千葉中央駅/千葉市中央区]