ほりうち [新橋駅/港区]

金曜日の23:00、まだまだサラリーマンで賑わう新橋駅前。 締めのラーメンを求め、同僚と二人で西口通りを彷徨っていると、同店の前を通りかかる。ガラス張りの店内を覗き込むと、先客はポツリポツリ。正確に記憶していないが、2・…

3.5
ラーメン
らぁめん
投稿日
2013年09月27日
ライター
Mr. X
らぁめん(ほりうち [新橋駅/港区] )
らぁめん(ほりうち [新橋駅/港区] )
らぁめん
3.5

金曜日の23:00、まだまだサラリーマンで賑わう新橋駅前。

締めのラーメンを求め、同僚と二人で西口通りを彷徨っていると、同店の前を通りかかる。
ガラス張りの店内を覗き込むと、先客はポツリポツリ。正確に記憶していないが、2・3人がカウンターに座っているだけで、空席が目立つ。

それとは正反対に、向かいの大勝軒には行列が出来ている。
もちろん大勝軒に並ぶ気など更々ない。同僚も同店でよいというので、さっそく店内に突入した。


食券を購入し、カウンターに腰かける。ちなみに麺は、並/大盛ともに同価格だ。
そして、同僚がトイレに行っている間に看板の写真を撮影。
大勝軒に背を向けて写真を撮っているが、この時間でも行列が出来るとは、やはり大したものだと、大勝軒の人気を再認識させられる。

それと比べて「ほりうち」はどうだ。
大勝軒の真ん前、真っ向から勝負を挑むように今年5月にオープンしたのが同店だ。
ちなみに、並びの数店先には「三田製麺所」という「つけ麺」のお店もあるので、この辺りはそこそこのラーメン激戦区である。

そして、「大勝軒」「三田製麺所」と先陣があるにもかかわらず出店した「ほりうち」。それには理由があるはずだ。
是非とも今夜、その理由を解き明かしたい。そして「ほりうち」の存在意義を証明してほしいものだ。

程なくして注文した商品「らぁめん」が供された。
見るからに肉々しいチャーシューがデンと構えている。そして鮮やかな緑色のホウレン草が好感度を増している。

さっそくスープにレンゲを浸し、スープを口に運ぶ。
あっさり醤油味で味は良し。ダシは鶏なのか豚なのか不明。酔っていたからだ。
しかし、しつこさゼロで、程よい塩加減だったことに間違えはない。スマホにメモが残っていたので間違えはないのであります。
そして、肉々しいチャーシューだ。
厚い、でかい、脂身なし。の3拍子揃った肉の塊だ。程よい硬さで、これぞ THE 肉。肉を食って、喰らっている感じがする。
そんでもって、このパサパサ感がとてもGoooood!パサパサ肉大好きのパサパサーとしては、絶品のチャーシューであると断言しよう。
美味すぎて、かぶりついて、あっという間にチャーシューはなくなってしまった。
最後に麺だが、自家製?の平打ち麺で、不揃いの太さが良い。茹で加減も絶妙でうまし。

ここまで食して、ふと思う。
そう、「大勝軒」と同店は住み分けが可能なのだ。

「大勝軒」は「とんこつ」であり、「ほりうち」は「しょうゆ」である。

つまり、

こってり vs あっさり

なのだ。

お互いに役割分担し、お互いに切磋琢磨する。そして共存する。
両店の益々の繁栄を切に願います!


看板

ラーメン店詳細情報

来店日2013/09/27
店舗名ほりうち
注文品らぁめん
お値段650円
本日の満足度 3.5
所在地 東京都港区新橋3-19-4 桜井ビル1F
最寄駅JR新橋駅
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