一風堂の目と鼻の先、といってもちょっと裏手だが、この立地にオープンした男気に惚れた。
これは是が非でも一回は来てみねば。ということでやってきた。
いつもの儀式とばかりに、まずは入店前にお店の外観ををスマホカメラでパシャリ。
すると、それを見ていたおじさん二人が、
なんだ、食べ歩きか?
いつもそうやって、旨いもんの写真撮ってるのか?
と聞いてきた。
返答に困りつつ、
いつもどこでも食べる前に撮ってます。
旨いとか、そういう事でなく撮ってます。
と返しておいた。
おじさん達は何が楽しいのか、ニヤニヤと笑っている。
気を取り直して、いざ入店。
先客なし。店内は清潔感があり、整理整頓されている。
さすが自分が男気に惚れた男らしいお店だ。整理整頓は安全第一であり、男の職場であれば当然の心がけである。
券売機の前に立ち、一番ベーシックなラーメンであろう「彩らーめん」を購入。
「彩らーめん」…商品名に店名が入っている。
TV番組のタイトルにタレントの名前が入ると「かんむり番組」というそうだが、こちらは「かんむりラーメン」になるのだろうか。
どちらにしても店名が入っている商品にハズレがあるはずはない。これは期待できる。
さっそく店主さんに食券を差し出しだすと、麺の硬さを聞かれる。
固めをお願いした。
カウンターに座して待つことしばし、「彩らーめん」が供された。
見た目はいい感じだ。まったく脂っぽくなさそうである。
では、まずはスープをひとすすり。
ん、味は薄めだ。なかなかのあっさりテイストでライトなスープに好感が持てる。
ほほう、この薄味に仕立てられた豚骨スープがいいぞ。
孤独のグルメの五郎さんなら、このように感想を言うだろうか。
味わいながら食べ進めるも、後客はない。
店主さんと私だけの二人の空間。会話はない。どうでもいいTVドラマがBGVとして流れ、そして時間が流れる。
きっとこの時間帯は、一時的に客足が途絶えるエアポケット的なタイミングなのであろうか。いやそうなのだ、そうであってほしい。
同店のラーメンは全体的に好感が持てる。薄めのスープは、たとえ毎日食べても胃もたれとは無縁であろう。
飲んだ後の締めとしては、特に使い勝手が良さそうである。
またおじゃまさせていただきます。
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ラーメン店詳細情報
来店日 | 2013/08/07 |
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店舗名 | 豚骨らーめん 彩 |
注文品 | 彩らーめん |
お値段 | 650円 |
本日の満足度 | 3.5 |
所在地 | 千葉県千葉市中央区富士見2-9-14 |
最寄駅 | JR千葉駅 |
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