千葉駅西口、現在 開発の真っ最中です。
西口の大型開発について関連記事をたまにネットで見るが、西口近くに古くからあった飲食店や雑居ビルが姿を消しそうな感じがする。
そして今回のお店「サん太」もまた、西口の目の前に店を構えている。
もしかしたら開発の影響でなくなってしまうのでは?と不安がよぎる。
「サん太よ、生き残れるのだろか」総武快速から降車し、少し心配しながら足早に西口へと向かった。
只今の時間23:45。
同店の閉店時間は24:00だ。
あと15分しかない。
少し迷うも、この機会を逃したらもう二度と「サん太」と出会えないのでは?との直感?から自動ドアの前に立つ。
入り口を入ると、おばちゃん店員さんが快く向かえてくれた。
さすがはサん太「もうラストオーダー終わっちゃったんだよね」などと野暮な事は言わない。
開店直後の客も、閉店間際の客も同等の扱いである。
客もまばらな店内の一番奥の4人がけテーブルに席をいただき、「サん太ラーメン」を注文する。
店員さんは「しょうゆね~」と裏の厨房にオーダーを告げる。
「サん太ラーメン」を待ち焦がれている間、AKBの「会いたかった」がBGMに流れる。
「♪好きだから好きだと言おう~」という歌詞に胸がキュンとなる。いつもの事だ。
4,5分で「サん太ラーメン」が配膳された。
閉店時間が近づいているので、のん気に食べている場合ではない。
しかし私は同店の大ファンであり、「サん太ラーメン」の大大ファンだ。
時間がないからといって、味わわずして、麺とスープを流し込むだけの作業としての食事にすることは断じて出来ない。
時間がないながらも最低限味わっていきたい。ゆっくり慌てるだ。
麺をすする、スープを飲むという一連の作業を無駄なく正確にこなし、しかし五感を研ぎ澄ませて麺とスープを味わう。
味わっていると、日本の「とんこつ風しょうゆラーメン」は、こうあるべきだと再認識させられる。
本当にやさしい味がする。そして安心するのだ。
本当の事を言うと、実は東口の「札幌や」と少し迷った。
「札幌や」も最近ご無沙汰であり、あのやさしい味の「みそラーメン」が久しぶりに食べたくなったからだ。
東の札幌や、西のサん太であり、やさしさの東西の代表だ。
そんなことを少し考えつつ、どんぶりに残ったとんこつ風スープをレンゲですくいながら飲み干し、完食した。
前回は 星3.5 だったが、今日は 4 だ。
いつもの安定した味であり、かつスープが熱々だったのが +0.5 の理由だ。
本当に美味しかったです。
555円を支払い岐路に就いた。
ごちそうさまでした。
しかしなぜ「サん太」なのか。
字体に注目すれば、カタカナ・ひらがな・漢字が勢ぞろいだ。豪華だ。
しかしPCで変換できないので1文字ずつタイプするしかないのだ。
辞書登録するか迷っている。
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ラーメン店詳細情報
来店日 | 2014/03/28 |
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店舗名 | サん太 |
注文品 | サん太ラーメン |
お値段 | 555円 |
本日の満足度 | 4.0 |
所在地 | 千葉県千葉市中央区新千葉1-3-18 ホテルサンシティ千葉1F |
最寄駅 | JR千葉駅 |
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