
ども、Mr. X です!
毎年恒例、青葉の森公園で開催される「全国大陶器市」に行くついでに、まずは腹ごしらえのため「福家」さんに立ち寄りました。
同店では本格的な横浜ラーメンを食せるとあって最近じわじわ人気が出てきているとの情報を得ております。
お店の場所は京成大森台駅と千葉寺駅の中間あたりに位置し、お世辞にも好立地とは言い難いですが足繁く通うお客も多いと聞きます。
お店に到着してまず目につくのが、こちらの豚さんのイラストです。

そう言えば、以前はとんかつ屋さんだったんですよね。
そして、入り口脇には「横浜ラーメン」「濃厚豚骨醤油」が大きくアピールされております。

それではいざ入店です。
ガラガラと引き戸を引き、入店しますと先客3名(後客5名)
先客3名は高校生のようで、学生ラーメン(大)が500円で提供されるとあって食べ盛りの学生たちを惹きつけているようです。
まずは券売機にてオーダーを検討します。

麺類は、ラーメン・チャーシューメン・味玉ラーメン・つけ麺のラインナップ。
くわえて、ほうれん草・海苔のトッピング、サイドメニューとしてライス・チャーシュー丼等が見受けられます。
正統な横浜ラーメンを継承するメニュー構成となっております。
少考の末「半熟味玉ラーメン」に決め、サイズは「中」としました。
一緒に来た連れも同じく「半熟味玉ラーメン(中)」となりました。

2人でテーブル席に着くと店主さんがやって来て食券が回収されます。
と同時に、チャーシューの種類と、麺や味の濃さの好みを聞かれます。

1. チャーシュー(肩ロース)
2. チャーシュー(腿肉)
3. バラ肉チャーシュー
4. 燻製肩ロース
5. 燻製腿肉
6. 燻製バラ肉
チャーシューは上記6種類から選べるシステムで、ワタクシは「5.燻製腿肉」を、連れは「4.燻製肩ロース」の選択と相成りました。
お好みはどの店でもほぼ変わらずですが「固め、普通、少なめ」としました。

家系ラーメンと相性抜群の白米は100円で食べ放題となっています。

お店に据え置きの「ラーメンWalker千葉」があり、どうやら同店が掲載されているようです。
待っている間の暇つぶしに、ちょこっと見てみましょう。

武蔵屋で修行された店主さんと看板ラーメンである「味玉ラーメン」の写真が大きく掲載され、同店の紹介で1/2ページが割かれていました。
味の決め手は「ゲンコツを強火で炊き上げた濃厚スープをベースに、背ガラと鶏ガラで取ったサブスープで味の微調整をする」とのことです。
そして待つこと約15分、「半熟味玉ラーメン:燻製腿肉」がサーブされました。
少々待たされた感がありますが、丁寧に作られている様子だったので何ら問題ございません。

なお、連れの「半熟味玉ラーメン:燻製肩ロース」も同時サーブです。

それではさっそく頂きましょう。
いたーだきーまーす。
濃厚髄液スープ

一見何の変哲もない茶褐色のスープですがレンゲを投入しますと、「むむ、そう来たか」との第一印象でスープの粘度が高い。
どろっとした重厚なスープを口に含ますと、濃厚さが際立つ紛れもない髄液系本格スープ。
ゲンコツの髄の髄までしっかりと炊き上げられ、最後の一滴まで残さずエキスが抽出されております。
ですが、如何せん「味が濃い」&「しょっぱい」
好きな人は好きだと思いますが、このレベルになるとワタクシはそこまで得意ではありません。
今回は早々に完飲を諦めました。
しかし、このハイカロリーかつ栄養満点なスープは、しっかりエネルギー補給したい人にはもってこいです。
白米との相性が良いため、白米を片手にスープをすすればさらにエネルギー補給が加速すると思われます。
重量級な麺

麺、行きます。
お箸で麺を引っ掛けるも、よいしょ、よいしょ、
麺、重いっす。
濃厚どろスープなので、麺の引き上げ作業に時間と体力を要します。
口に含みますと、うん、極太麺で食べごたえありですね。もぐもぐもぐ、旨し。
しかし、この時こそエプロンが欲しいと思ったことはありませんでした。
どろスープ vs. 極太麺。この対決は少しでも油断するとスープがいつ服に飛び跳ねてもおかしくない状況です。
この日は白い服を着ていたのでかなり気を使いました。
麺を箸ですくう際、スープ表面から麺を大きく離さず、そしてできるだけ口の方を箸に近づけて食べていました。
「うちはそんなお上品な店じゃない」とお叱りの言葉が聞こえてきそうですが、店主さん、できれば紙エプロンのご用意ご検討お願いします。
燻製チャーシュー

チャーシューは絶妙に燻製香が付いておりかなり美味です。
単体でおつまみにしたいレベルで、燻製専門店で出てきてもおかしくないクオリティーです。
芋焼酎かシングルモルトに合わせてみたい逸品です。

連れの燻製肩ロースを一片もらいましたが、こちらも激☆旨でした。
半熟味玉の実力は?


白身はしっかりある程度の固さがあり、中はとろっとろ。
ウイスキーボンボン(古いっ)のような仕上がりとなっています。
中身の黄身をこぼさないように、レンゲから一気に吸いきるのが吉でしょう。
家系に海苔はかかせませんっ

濃厚スープに海苔を浸しておき、いい感じに浸かったらおもむろに麺をくるみ、一緒に食せば幸せになれます。
普段は目立たない存在ですが、家系ラーメンにおいてはかなり良い仕事してくれます。
完食しまして
完食しましてご馳走さまでした。(完飲ならず)
味の濃さ、さらに追い打ちをかける強い塩味。ゆえに完飲はできませんでした。
しかし、ライスがあれば状況は一転していたかもしれません。
食しながら「やっぱりライス頼めばよかったかな」と思うシーンが何度かありました。
途中でライスを追加オーダーする選択肢もありましたが、今回は麺を中盛りにしたので止めておきました。
次回機会があれば、麺を普通盛りにした上でライスを付ける戦略で行きたいと思います。





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ラーメン店詳細情報
来店日 | 2018/09/17 |
---|---|
店舗名 | 横浜ラーメン 福家 |
注文品 | 半熟味玉ラーメン(中)[燻製腿肉チャーシュー] |
お値段 | 870円 |
本日の満足度 | 3.5 |
所在地 | 千葉県千葉市中央区松ケ丘町51-3 |
最寄駅 |
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